鎭子さんが生きた時代を読む、知る
花森安治とともに『暮しの手帖』を創刊したのは鎭子さん28歳の時。
若き鎭子さんの奮闘ぶりは、平成28年放映のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のモチーフとなりました。
花森が昭和53年に亡くなった後も編集に携わり、
93歳で亡くなるまで、雑誌と共に生きました。
『「暮しの手帖」とわたし』はそんな鎭子さんが90歳の時に上梓した自伝です。
幼少期、戦中戦後、昭和50年代までの『暮しの手帖』にまつわるエピソードが満載。
「続きを書きたい」という願いは叶わず、生涯ただ1冊の自伝になりました。