商品番号 |
910-101 |
著者 |
小島信平+暮しの手帖社編集部
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発行年 |
1969年1月 |
発行 |
暮しの手帖社 |
備考 |
B5判、上製・函入、本文279ページ+索引7ページ
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ちょっと懐かしい、忘れられない味の〈おかず〉を、今晩の夕食に。
暮しの手帖1世紀33号から97号まで、ほとんど毎号連載された「おそうざい十二ヵ月」。
その総数285種の中から201種をえらんで、一冊にまとめました。
初版は1969年。親子二代、さらには三代にわたって、根強い支持を受け続けるロングセラーです。
家庭で食べたいのは〈料理〉ではなくて、〈おかず〉なのだといわれています。
しかし、料理は料理学校で教えますが、おかずの作り方を教えるおかず学校はありません。
おかずは学校で習うものではなくて、母から娘へ、姑から嫁へ伝えてきたものだからです。
いまは娘に、嫁に、おかずの作り方を教えるふうがなくなってきました。
そこで母親にかわって作ったのがこの本です。いわば〈おかずの学校〉です。
日本料理の名人といわれた小島信平さんが、手早く、安くて、しかも、おいしいおかずの作り方を、お母さん以上にやさしく、あなたに教えてくれます。
味付けはたいていの人がいいと思う分量です。
はじめはこの通りの味に作ってみて、二度目から、食べた人の批評を聞いて、あなたのお家の好きな味に変えていってください。
目次
春のおそうざい 46品
たけのことわかめとふきのたき合せ/貝柱のさんしょ焼き/豆ごはん/さつま汁/にんじんごはん/こんぶとふきのつくだ煮ふう/いかと生椎茸の串焼き/なまりとふきのわさびじょう油あえ ほか
夏のおそうざい 49品
あげなす/なすと青とうがらしのしょう油煮/冷やし茶わんむし/いわしの甘酢かけ/山芋の冷やし汁/いりこごはん/あじときゅうりのごま酢びたし/うなぎのざくざく ほか
秋のおそうざい 54品
木の葉カツ/とうがんととりの吉野汁/いもころごはん/麦とろ/さんまのしょうが煮/里いもと厚揚げの鮭みそあえ/津軽ふうみそなべ/アラと焼きどうふの田舎ふう ほか
冬のおそうざい 52品
やさいなべ/白菜とかまぼこの煮びたし/大根ととりだんごの煮こみ/切り干し大根と厚揚げの煮しめ/うどんなべ/ぶりのかす汁/ちくぜんだき/豚と大根の角煮ふう ほか
美しい装釘と、中の挿絵は、花森安治によるもの。
調理の工程を上から撮影した写真は、分かりやすく評判を呼びました。
写真にうつる手は、大橋鎭子さん。