商品番号 | 106-153 |
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サイズ | 直径約30×29、高さ約3.5cm、底面直径約26cm、約350g |
素材 | 国産天然木(沢栗) |
製造 | 日本 |
備考 | ※食洗機・電子レンジ不可 ※天然木を使った手仕事のお品です。 色、形、重さに個体差がございます。 |
山奥の厳しい自然の中で育つ沢栗は、木目が細かく風格があり、軽くて丈夫。
盆点前でも普段にも使える、沢栗点前盆
治兵衛漆器の素材は、山深く厳しい環境のなか、時間をかけて育つ希少な国産天然木。
木目が細かく堅牢な木々で、なかでも沢栗は昔から橋や家の土台にも使われてきました。
沢栗の漆器が驚くほど軽いのは、薄く挽くのに耐えうる材の緻密さと、熟練した技術によるものです。
また、木目の美しさを楽しんでいただけるよう、漆を摺り込んでは拭いてを何回も繰り返して仕上げています。
村瀬家は江戸時代から続く木地師の流れをくむ家で、
初代治兵衛は、木地から塗りまで一貫して手がけてきました。
木を生かした漆器、伝統を踏まえ今の暮らしの用の美にかなう漆器を心がけ、今に至ります。
この沢栗点前盆はシンプルなデザインで一器多用に使えます。
お盆としてだけでなく、盛り皿としても。
ざぶざぶ洗うこともできます。どうぞ長くご愛用ください。
盆点前にも、普段にも。ゆったり使えるサイズです。
三代目 村瀬治兵衛
村瀬家は江戸時代から3代続く木地師の家。 昭和に入り、初代治兵衛か木地から塗りまでの一貫製作を始め、今に至ります。 三代目は1957年生まれ。大学で彫刻を学んだのちに家業につき、2001年襲名。 分業化が進んだ漆器の世界で、全工程を一貫して手がけることは稀有ですが、 それこそがオリジナリティを生み、高い評価を得ています。 国内外の美術館にコレクションされる作品がある一方、暮らしの器も隔てなく作り続けています。