商品番号 | 106-190 |
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サイズ | 約幅28.5×全長60cm 菱形の桐板/横28.5×縦17.5×厚み1cm 桐箱/約34.7×横23.5×高さ5.5cm |
素材 | 扇/天然木、胡粉、ひし形の板・桐箱/桐 |
製造 | 日本 |
備考 |
雛人形、日の丸盆は別売りとなります。
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上巳(じょうし)三月三日 ひいなの扇飾り
春を寿ぎ、子どもの成長を願う桃の節句の飾りは、
宮中の高貴な女性が持つ、特別な檜扇が主役です。
扇は15枚の薄板を要で綴じ、極彩色の蓬莱図(ほうらいず)を手描きしたもの。
縁起のいい松・梅・橘の造花を添え、五色の糸を結って長く垂らしました。
雛人形の装身具を専門に手がける工房が制作。
閉じた姿も愛らしい。上巳は旧暦三月上旬の巳の日のことです。
*節句とは
節句とは年間の節目となる日や年中行事のこと。
特別の食べ物を神様にお供えしたり皆でいただき祝うことから、節供とも表されます。
古代中国の陰陽五行説に由来した宮廷行事だったものが、江戸時代に庶民へと広まりました。
*嘉門工藝の節句飾り
長く親しまれてきた日本の行事を、今の暮らしのなかで楽しめるようにと嘉門工藝が企画。
組紐や造花、人形の装身具などを作る熟練の職人たちとともに制作しているシリーズです。
節句飾りは伝統文化の研究家・長田なおさんが監修。
扇には極彩色の蓬莱図を手書きし、縁起のよい松・梅・橘の造花も添えています。
桐箱もきれいでコンパクト、収納まで考慮されています。
嘉門工藝
美しい和のライフスタイルを提案する世田谷のブランド。
高度な伝統技術をもとに、次世代へ溶け込むようにモダンなデザイン性と品質の高いオリジナル生活道具を考案する。
国内外の伝統的工芸品をつなぎ、選定したモダンな茶籠・茶箱には定評があり、
自宅での茶会を50年以上続ける中から生まれた茶道具、もてなしの器は生活に楽しみを取り入れるヒントとなると好評。
同時代に生きる作り手と、協力体制のもと、彫刻的要素やアートを暮らしに取り入れる工夫をする。
また、日本の節目節目を大切に暮らすための伝統のかたち、節句ものの伝承にも力を注いでいる。